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逆鱗「FISH STORY」【もっすごく細かいことを言うとネタバレ的な箇所が一箇所だけあるっちゃあるので要注意】 [感想選]

 最近、ヘビーローテーションなのが、逆鱗のフィッシュストーリー。

 キッカケは俺がそのセンスにおいて全幅の信頼を寄せている知人の日記。
 映画「フィッシュストーリー」は間違いないと。

 即座にアマゾンクリックにて購入し、到着直後に即鑑賞したわけですが、まあ、伊坂光太郎な感じで、完全に式に変換できる(三次関数の積分くらい)物語に、スッポリはまりすぎて逆にどうかと思いつつも、すでに2回鑑賞している時点で、まあ、負けなのですが。でも、やっぱり、村上春樹の方が、結果は式になる(なぜか答えがでない指数関数の連立方程式ほど)のに、「そっちにそんだけ妄想しておいて、そこで繋がるの!!!!」っていう気持ちよさっていうか、それが気持ちよすぎてそこに居続けたい感(永遠に解けない式を解き続けている感じに似ている)は強いので、最近は東野圭吾ってよりも伊坂光太郎ってよりも、完全に村上春樹派なのは、さておき。

 そのフィッシュストーリー。曲がカッコイイ上に、完全に歌詞が頭に入ってくるんですよね。



 僕の孤独が魚だったら、
 巨大さと獰猛さに、
 鯨でさえ逃げ出す

 きっとそうだ
 きっとそうだ



 これ、誤訳が元になっているという設定で。
 なのに、すんごいよくできてる歌詞。
 
 劇中では、「意味はまったくわからないんだけど」って言うんだけど、
ものすごく意味がわかるのは、俺だけ?


 ……っていうと、伊坂光太郎の術中にハマった感があって、嫌なんだけど、
正直そう思うんだから仕方ない。


 この曲があって、スゴイと思う。フィッシュストーリー。
 誤訳の部分、原作にもあったらスゴイなぁと思って、買おうと思ったら、文庫版が最近出たらしく、1位になっていて、なんだか癪だから買わなかった。
 まあ、気になるっちゃ、気になるけど、曲が手元にある時点で、何もない、何もいらない。




 ていうか、筒井康隆に距離を置いている今、伊坂光太郎を読むのもなんだなって、思ってしまうのが正直なところ。




追伸:ちはやふる7巻。6巻の間延び感を払拭する出来かと。新キャラの具合がいい。名人じゃない方。恐らく次巻のメイン。まあ、名人も結果、いいんだろうけど。ノリが井上雅……って、それは禁句か。いやいや、物語の作り方は井上氏とスカラーが一緒でベクトルが45度違う感じって言ったらいいのかな。まあ、いい。L以降のデスノート的というか、最近のマンガにありがちな伸ばしっていうか、そこはなんとなしに回避できたような……いや、そのいいキャラが出た時点でそっちにいっちゃってるって話もあるか。まあ、いいや、泣けたから。ただ、泣き通しになってないのが気になる。やっぱ、伸ばしてんのか? 直前に読んだのがのだめ最終巻だったから、まだまし的な感じになっちゃってるのか? ていうか、少女マンガみたいなのしか読んでないな。俺。草食男子か?←そのワードが38歳にして出ている時点で恐ろしくキモい
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コメント 2

うに

ウエノさんは、肉食男子だと思います。
行動力あるし、積極的だし。
目標にしたい方ですよ^^
by うに (2009-12-13 02:10) 

ウエノミツアキ

>>うにさん
(鏡を見ながら)確かにこの恰幅、完全に肉食でした。
正確にはホルモン食男子でした。
もしくはレバ刺し食男子でした。
by ウエノミツアキ (2009-12-15 16:49) 

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