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近所のディスカウントショップで軽いかわいがりを受けました [駄文選]

 けだるい日曜日の午後、猫のエサを買いに近くのディスカウントショップへ行きました。
 新しいエサを見つけたり、ササミにするかカニかまにするか迷ったりしていたところ、背後から……。

「なんだ!お相撲さんか!!」

って、大声が。叫び声に近い大声が。振り向くと七三のオッサン。

「なるほど、お相撲さんね」

 再び大声で叫ぶオッサン。その声の大きさたるや、緊急時レベル。“誰か倒れてます!助けて!!”ってくらい。そのフロア全体に響き渡る騒ぎ。

 つーかさ、何がお相撲さんなの? お相撲さんがどうしたの? そんな大声でどうしちゃったの? ねぇねぇ? なにか見えちゃったの?
 オッサンは同デシベル(※乗用車のエンジン音程度)のまま、話を続けた。

「いやね、大きな女がいるなぁって見ていたんだけどね。髪の毛縛ってるからさ」

 髪の毛縛っている大きな女?……髪の毛縛っている?……もしかして?……


 俺じゃん! それ、俺のことじゃん!!

 七三はまじまじと俺を見つめながら。

「なるほどなるほど、お相撲さんね」(大声)
「いや、違いますから」
「いや、お相撲さんでしょ?」(大声)
「いや、お相撲さんじゃないですから。これ、髷(マゲ)じゃないですから」
「いやいや、それは髷。だって相撲の髷というのはな……」(大声)

 さすがは下町のオッサン。幼い頃から相撲を愛し、間近に相撲部屋を見て育ち、足繁く両国へ通ったに違いない。ならば当然のことながら、銀杏を模する髷に関しても一家言持って……

「まあ、それはいいや」

 ないのかーい! おーい!七三やーい!!

「とにかくお相撲さんだって」(まだ大声)
「いや、お相撲さんじゃないですから」
「お相撲なのになぁ……」

 そのまま消えていった七三。
 つーか、お相撲さんと間違えられるなんて……(遠い目)。


※写真はイメージです。村上隆と本文は一切関係ありません。


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冷蔵庫こわれた [駄文選]

 結果、家の中でクーラーボックスを使うはめに。

「冷蔵庫なんて、まあ、なくても大丈夫じゃん」と思っていましたが、無理でした。
 ほとんどの飲み物に氷を大量投入する者としては、なくてはならないものでした。

 というわけで、昨日壊れた直後にメーカーに連絡。今日の午前中には修理の人が到着。

「やっぱりなぁ……基板がいっちゃってます」

 基板なんてあるんだ。冷蔵庫に基板なんてあるんだ。

「じゃ、基板を交換しないと……」
「はい。恐らくそれで直ると思います。あとは値段の交渉になるんですが……」

 交渉するんだ。故障を直す値段も交渉するもんなんだ。

「通常ですと23000円ほどなんですが、まあ、出張費は引かさせてもらって……20700円の消費税になります。いかがしますか?」

 そりゃ直しますって。

 ていうか、冷蔵庫の基板はパチスロやパチンコのそれと同じくらいで。もしかして“裏モン”とかあったりなんかしちゃったりして。もうビックリするくらいの速度で氷をガンガン、ガコンガコン作ってくれるんだけど、時々バグって製氷器がパンパンになるくらい作っちゃうってヤツ。でも、それでも作るのを一切やめないから仕方なく出来た氷をカッチカチに箱に盛って。その箱がもう、冷凍庫の方にたんまり溜まって、終いにはその箱だけしか入らなくなっちゃって。でも、それでも、氷がなくなる恐怖は一切なくなることを考えると、いや、まあ、それでもいっか、裏モンでもいっか、いや、むしろ、その裏モンの方がいっか、裏モンよくね? 裏モン、最高! 裏モンの冷蔵庫欲しい! むっちゃ欲しいぃぃっ!!


 って、ねぇよ。そんなもん。

「……あのぉ」
「あっ……はい?」
「この冷蔵庫買ってから引っ越しってなさってます?」
「してますけど、なにか?」
「いや、後ろにあるコンプレッサーのフタがボッコボコになっていたものですから」


 えーっと……アート引越センターの野郎! チーフだったアイツ、どうも調子のいい感じだと思ってたんだよ! 隠してやがったなぁ。コンプレッサーのフタがボコったのを黙ってやがったなぁ。あんにゃろ、どうにか見つけ出してボッコボコに。それはもう、ボッコボコに……

「あ、いや、まあ、交換するほどではないんですけどね」

 えっ、そうなの?

「でも、まあ、ボッコボコなんですけどね」

 どっちなんだよ!

「じゃ、これで終わりですので、失礼します」

 失礼します。

「請求書は後日お送りします」

 それは♪ア〜ト〜、引っ越し〜、セン

「失礼します」

 失礼します。


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美しい秀……? [駄文選]

 気になっていた近くの洋食屋に行きました。
 家人と2人で、コンビネーションサラダとエビグラタン、そしてハンバーグを注文。

 すべてがあの頃、80年代のレストラン。

 ドレッシングは酢の利いたマヨネーズタイプ。外はカリッと中はホックホクのマカロニ&エビたっぷりのグラタン。そしてハンバーグはワイン風味の強いデミグラスソースがかけられ、傍らにはジャガイモのフライに煮込んだインゲン、甘いニンジンという至極王道。これぞハンバーグという皿。
 そのデミグラスソースの上からフォークで塊を切り取ると、そこ断面からしみ出て光る……肉汁。

 いやぁ、溜まりませんでした。満足満足。
 皿に残ったデミグラスをジャガイモですべて撫で取ったのはホント久々でした。満喫満喫。

 ……なんて浸りながら、見上げるように壁を見ると手書きのお品書きが。

「美味しい季節になりました
 カキフライ800円」

 うわぁ、そういえばカキの季節じゃん! 食いてぇ〜。美味しい季節のカキフラ……ん!?

 その手書きのお品書きを、もう一度よく見てみる。

「美しい秀節になりました
 カキフライ800円」

 よく見たら、いろいろ間違ってるよ! マスター!!

・美味しい→美しい
 味を忘れちゃダメ! そこ、大事!!
・季節→秀節
 “季”が“秀”ヒデになってますよ! ヒデになってますよ!
 そして“節”もよく見ると、右側が郎の右側、みたいにクニクニってなってますよ!
(※ここでの表記は節になってます。ATOKの都合上、ご了承ください)

 マスターの視界と客の関係で写真を撮れなかったのが口惜しいです。はい。
 まあまあ、でも、カキフライが美味しいのは間違いないので、いいです……ん!?

 よく見たら、入口付近にも。

「美しい秀節に……
 カキフライ800円」

 ちょっとセンチな感じになってますが、こちらもまったく同じ間違えをしてるよ! マスター! ヘイ・マスター!!

 韓国料理屋とか中華料理屋でガチの外人マスターが“タン”を“タソ”って書いてたり“トッポギ”を“トシボき”とか書いちゃうのは、仕方なしと思います。
 でも、ヘイマスター。そこの洋食屋マスターさんよ。アンタ、思いっきり日本人じゃん。ここで何十年も洋食屋をやってきた、チャッキチャキの下町育ちじゃん。なのに、その間違いはないだろうよ。しかも、もっすごく達筆でその間違いはないだろうに。そのお品書きの真横に「美味い赤ワイン」って書いてある上で、その間違いはどうなのよ。ヘイ・マスター、ヘイヘイ、ヘイ!

 ま、でも、客にメシを食わせるのが仕事だしね。それに関してはすっばらしい仕事をしているしね。

 問題なし! むしろ、これからもよろしくお願いします!!

追伸:ちなみにポテトフライは→「フライ・ド・ポテト」と表記。フランス語? フライdeポテト? つーか、それって恐らくは“フライed ポテト”、つまりは「フライされたポテト」であって、たぶん英語だよ! ヘイ・マスター!! さらに「ハンガリアン・グラーシー 1050円」っていうメニューがあったのですが、プロレスの技、じゃ、ないですよね?→調べてみた→正しくは、ていうか一般的には「ハンガリアン グーラッシュ」って表記するらしい→http://www.tomato-ks.com/topics/world/hungary.html→それを“ハンガリアン・グラーシー”って表記しているのは、その店だけだった(※グーグル検索結果参照)→なんかわかんないけど、知れば知るほど、この店、好きになってます。


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朝からコンビニでありえない話 [駄文選]

 最寄りのコンビニに最近入ったおばちゃん。これが素人甚だしい。

 コンビニの店員に必要な技術というと「袋詰め」なのですが、これがこのおばちゃん、まあ、下手ったらありゃしない。それがただ単に下手というのなら、黙って見ていれば済む。例えば、詰めるのがものすごく遅いというのなら、「まあ、新人なら仕方ないか」と待てる。最初は詰め方が上手くいかないヤツでも、二度目、三度目に出会うときには確実に成長していて、何の問題もなくなる。はず。普通は。

 ところがこのおばちゃん、かれこれ1ヶ月近く働いているのに、まだ上手くできない。
 それも、上手く出来ない上に、キレる。
 お前が上手く出来てないのに、客に対してキレる。

 なんで?

 上手く詰めようとしているわけではなく、普通に詰めようとしているのに上手くいかず。ていうか、まだ上手くできてないかどうかの判断ができる段階までいっていないのに、すぐにパニクって、商品をごちゃごちゃし出して、やけに力が入り出して、商品が潰れちゃったり弁当を思いっきり寄らせたりしながら、無理苦理詰め込んで、『早く! 早く持って! 中身が出ちゃうから!!』と言わんばかりに「はい!!」と渡してくる。ちょっとキレ気味で。

 それでも二度三度は付き合ったかな。でも、変わらないので、避けていた。
 それが、今日、レジにそのおばちゃんしかいなくて、仕方なく、カゴを渡す。

 商品のラインナップは……雑誌、ペットボトルの水×2、ウイダー的なもの、にんにくの力的な缶×2、弁当、サラダ、ドレッシング。

 おばちゃんはまず最初に「弁当温めますか?」って聞いてきた。
 おっ、成長してんじゃん!……って、褒めるとこじゃねぇし。普通は。
 でも、以前は散々こねくりまして、寄り弁にしながら袋に詰めようとしている最中にやっと気付いて、「温めます?」って。『今さらだけど、それでも、なに、アンタ、温めたいの? これを?』的なニュアンスで聞いてきていましたからね。どんなだよ!

 で、まあ、温めている最中に他の商品を袋詰めにするというよくある流れに突入。そこでおばちゃんが手に取ったのはコンビニ袋大中小とある中の……中! ナイス!恐らくジャストサイズ!! でも、できるかな? アンタにできるかな?

 とりあえず雑誌を入れた。そこにペットボトル×2を入れて、ウイダー的なものを入れて……えーと、えーと、小さい20円くらいの和風ドレッシングを入れて……「はい!!」(チッ)

「はい!!」じゃねぇだろ! しかもキレ気味で「はい!!」はねぇだろ! それも舌打ちしながらって! つーか、今、その中途半端に残った、にんにくの力的な缶×2とサラダをチラッと見ての「はい!!」だったのは、えーと、もしかして、『なんでこの袋に入る以上に買い物してんだよ!キッチリ買えよ、キッチリよ……(チッ)』なの、もしかして? え〜〜〜! もしかして、え〜〜〜〜! まあ、じゃ、それはそれで良くないけど良しとして、中途半端に残った商品はどうすんの? どうするつもりなの? ねぇねぇ?

 おばちゃんは弁当を入れる方のコンビニ袋を取り出した。

 えーと……ん!?→記憶を辿る俺

 そうそう、そういえばあのおばちゃんに、アッツアツの弁当の上とキンキンに冷えているレッドブルを一緒の袋に入れて渡されたことがあったっけ。
 なんだ、今回もそれってことかぁ〜。アッツアツの弁当の上にサラダを置いて、その脇にキンキンに冷えているにんにくの力的な缶を並べるつもりなんだぁ〜。あははは、あははは。

 はい! 終了! 撤収!

「おばちゃん、もういいよ。俺が入れるから貸して」と袋を奪い取り、商品を入れ直し、温めている弁当以外は別段問題なく、サラダも横入れで寄ることなく、上手いこと入れ終わり、言ってみれば『商品がこのラインナップだったら、こう入れるんだよ』的な、教える意味合いも込めつつ、本来なら俺がキレる局面でも優しさをチラ見させつつ、『それでもがんばって!おばちゃん!!』風で詰め終えて、きっとおばちゃんも反省して、『次からはがんばりますから。すみません』といった謝罪、まではいかなくても、お辞儀ぐらいはするんだろうな、当然するんだろうな、って、顔を上げたら、おばちゃんと目が合って、おばちゃんが一言。

「スプーンね? これドンブリだからスプーンでいいわね?」(キレ気味)

 それでもなおキレ気味で、その上タメ口なおばちゃん。
 お前なんぞは寿命より早く死んでしまえ。さようなら。

追伸:怒りネタ、ワンモア。昨日、ウコンの錠剤が切れたので買いに行った。前回のヤツは400錠も入っていたのだが、一日一回4錠も飲まなくてはならず。一錠に濃縮すればいいところを4錠にしてかさ増ししているのが鼻持ちならないので、違うヤツにした。ビンはちょっと小さめ。早速飲もうと数量を確認したところ……「一日一回12錠」。はい、やられました。死ね!俺! 要確認しろ!俺!


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マン汁に一文字足すと…… [駄文選]

 ガマン汁。


















追伸:深いです。名言です。間違いなく後世に残すべき名言です。ですから、みなさんもことあるごとに言い伝えましょう。ちなみにこの名言を吐いたのはポルノ鈴木(もしくはオマンポス全開)さんです。本日、このオマンポスさんとオマンポスさんの車に乗りながら、エロテープの話とか(←これ知ってる人、いたら教えて。今度、オフ会やるから。マジで)、マン汁うどんの話(←それはまた別の話)をしているとき彼がこの言葉を吐いたのです。「マン汁に一文字足すと、ガマン汁。いつかどこかでこの名言を発表したいと思うんだ……(遠い目)」と言うので、急いで発表しました。ちなみにポルノとフォルクスでメシを食ったのですが、彼が言いました。「菜の花って、まずいよね」。うん。にがい。「今、このステーキを頼もうと思ったんだけど、上に菜の花が乗っているんだよね。だから、ね」。その話を嫁に言ったところ、「何いってんだよ、にがいだけだろ」。そう。にがい。ちなみに嫁に「マン汁に一文字足すと……」とたずねたところ、「うーん……」

「……万個汁?」

 ストレートだな。おい。山手線の中でストレートだな。おい。

「違うの? じゃ……マンじるこ?」

 なんか、ちょっとした酢の効果でより甘さが増すような気がして、うまそうだね!……って、おいおい。

 そんな嫁とはロングセックスレス中。(←笑えない)


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週末、panda移送中、七分丈ばかり [駄文選]

先日、嫁の車がバッテリーが上がっただけではなく、動かないことが判明しました。

 というわけで、週末、大移送大会!
 ……って、煽ってみたけど、俺ら友だち少ないし、「俺、レッカー車持ってっから運ぼうか?」なんていう良くいる親友もいねぇから……つーか、そもそもレッカー車なんて持ってるやついねぇだろって?
 そうだすね。

 ちなみに例のSPA!のマンガ、人気最下位だって。

 相変わらずだね。

 さておきpandaの話に戻ると、土曜日の朝。起きてすぐJAF登場。嫁、先に出る。俺、何かと運転することになりそうなのでとりあえず免許証だけ持って出る。玄関開ける。

「オーライ、オーライ、オーライ……あっ、お母さんは先に行ったよ」

 えーと、誰?……プロじゃん! 町屋のプロじゃん!!

※説明しよう。町屋のプロとはウチの近所に住むオッサンで、自称「町屋のプロ」。ウチの土地を買ってしばらく放置中に登場したキャラで、主に工事現場に現れては手伝おうとする、まあ、言うなれば「大きな親切大きなお世話」な人である。基本、朝から酔っぱらい。

 久々の登場におののきながらも、ホントこの人は何かとその手に車両に食い付いてくるなぁって思いつつも、それなりに無視して運転席のJAFの人に話しかける。

「どーも。嫁は?」(俺)
「駐車場の方に行ってます」(JAF)
「あっちに行ったよ! はい、オーライオーライ」(プロ)

※説明しよう。プロは町屋のことは何でも知ってるとのことで「俺は町屋のプロだから」とおっしゃるのだが、それ以外も大抵プロである。特に工事関係は全般プロ。それは施工中散々聞かされた。もちろん車の誘導もプロ。何せ最初に出会ったのは、俺が近所の駐車場に入れようとしたとき。「すぐ近くに駐車場あるから。ほら、バックでオーライ、オーライ……」って言われるがままにバックしていったら駐車場はしばらくなく、それこそ300メートルくらいバックさせられた。で、一番手前の駐車スペースが空いていたからそこに入れたら、「そこは契約車両があるからダメだよ」と言われたので出し、一番奥までバックで入れようとプロのオーライのまま入れていったら右側が狭くて出られず。もう無視して自分の感覚だけで入れ直そうとしたけど、プロのオーライ待ちで結局、その角度にしか入れられず。窓を開けて「退いて!」って言っても「大丈夫、大丈夫! まだ行けますよ!!」だって。仕方なくあきらめて、入れて。助手席から出て。で、最初に入れたところをもう1回確認したら、そこは月極でもなんでもなく。「コイツ、まるでプロじゃない」って確信しました。初見後、数分で。そんなプロ。

 それをJAFの人は数秒で見抜いた様子。すでに完全無視でバックして切り返し。嫁の方へ向かった。嫁は車に荷物があるとかで、俺はガレージから車を出して追う。

 駐車場到着。嫁がいた。ボンネットを開けているJAFの人となんか話している。その傍らに、プロ。片手にドラフト生を持った、自称プロ、ひとり。

「あぁ、キャブがいかれちゃってんだな」(プロ)
「(完全無視で)火は飛んでんだけど、燃料が来てないのかなぁ」(JAF)
「そうですね」(嫁)
「燃料が来てないんじゃ、それは動かないよね(にんまり)」(プロ)
「(完全無視で)じゃ、運ぶしかないですね。そうですね」(嫁)

 その会話を聞きつつ、荷物を自分の車に運び入れる俺。のち、JAFの人の意見を聞くと、バッテリー云々ではやはり動かず。レッカーするしかないとのこと。しかしpandaはレッカー車では運べないと言われる。前のシャフト付近にオイルタンクが張り出していて、T字のレッカー車では無理。牽引しかないないということになる。

「ウエノさん? あぁ、ウエノさんか。おじさん、覚えている? ほらっ、ウチを作ったときにね。手伝った。ね。いやぁ、髪とか伸びちゃったから、わからなかったなぁ〜」(プロ)
「(まるで無視で)じゃ、お願いします」(俺)
「牽引して指定された工場まで運ぶのは無理だから、積載できる2t車を用意してるんですよ。今、近くの大きな道に出る道は……」(JAF)
「それだったら」(プロ)
「(制するように無視して)右出て左に曲がって……(中略)……最後は右に出るのがベストですかね」(俺)
「いや、尾久橋に出るんだったらそこ左に行って右に行った方が近いだろ。俺、この辺の道なら全部」(プロ)
「(間違っているので無視し続けて)じゃ、お願いします」(俺)

 で、俺は荷物を積んだ車をウチのガレージに戻して、歩いて戻ってくると牽引の準備が出来ていた。早速、運転席に乗り込み、嫁が助手席に乗り牽引されていく。出る際ももちろんプロの誘導付きで。出てしばらく後。車内で嫁語る。

「車を仕舞いに行っている間、牽引のロープみたいなのを付ける間もプロがいろいろ指示してきて。もちろんJAFの人は無視して作業していたんだけど。そしたら私に話しかけてきて。『私がね、なんでこんなに詳しいかっていうと、私は昔、そういう仕事をしてましてね』ってウチを作っている時とおんなじようなことを言ってきたから、『そうなんですか。で、今は何をやっているんですか?』って聞いたら、『……無職です』だって。『でも、昔はね……いや、私はウエノさんちの基礎を作ったんですよ』とかとんでもないことをJAFの人に言いそうになったから、『いや、基礎とか作れるわけないですよね? 今は何をなさっているんですか? 今は何をなさっているんですか?』って。何度も何度も聞いていたらしゃべらなくなったよ!」

 ある意味、嫁の方がプロっぽいね。

 で、さすがに牽引にはついて来ないだろうって、ホッとしていたところ……。

 前方で待つプロonバイシクル発見。げんなり。

 思いっきし車道の真ん中を俺らを誘導しているかのごとくペダルを漕ぐプロ。
 対向車を華麗に誘導した後、小学生の時に教わった手信号にてカーブを右に曲がるプロ。
 背筋をしゃんと伸ばし、信号が黄になるかならないかの状態で進んでいくプロ。俺らはそのまま赤信号にて停止。気づかず進んでいく、プロ。小さくなっていく、プロ。やがて信号が変わり、俺らは右に曲がった。プロ、さようなら。さようなら、プロ。
 そこからしばらく走り、ガードの先で積載用の2t車があった。そこで停止。
「エンジンが掛かってないとブレーキも重いんだなぁ……って、ホントか? ブレーキパットの不良か?」なんて感想を述べつつ、積載の様子を見ていると……プロ到着。
 近づいてきて「そこに乗っけるんなら後ろから」とかなんとか言いそうになったので、そろそろいいかなぁってなり、俺、言う。ただ、近所に住んでいるそんなプロに恨まれるのは真面目にやばいので、なるたけソフトに。

「いや、手伝ってくれる気持ちはありがたいんだけど、人が多いと、邪魔、になることもあるからさ。ほら、もう、帰っていいから。ね」

 この“邪魔”って言葉を聞いた途端、もうそれはわかりやすくシュンって、意気消沈。
「専門家が居た方がいいのに……ブツブツ」ってなんかブツブツ言いながら帰りました。

 七分丈の作業ズボンをはためかせながら。無職なのに、七分丈の作業ズボンをはためかせながら。よろめきながら。酔っぱらいだけに、よろめきながら。土曜日のお昼時。

 というわけで、小春日和の中、小一時間ばかり、七分丈プロの強引ストーキングを堪能したわけですが、実はこの間、いろんな七分丈に遭遇してました!

・自分の車をガレージへ仕舞いに行く道中→いつもサンクス付近で涎を垂らしているダウン症のおじさん。七分丈
・駅の改札付近を通過中→噂には聞いていた、ペットボトル男=ペットボトルに3分の1ほど水を入れた状態で飲み口のところにゴムのようなヒモのようなものをくくりつけて、水風船のボンボンのようにボンボン揺らしながら彷徨う男。七分丈
・2t車に積載中→チャリに乗って笑いながら疾走する禿げたオッサン。七分丈

 えーと、すごい町に住んでいるなぁって改めて思いました。
 ていうか、その手の人ってホント、七分丈だなぁって改めて思いました。
 つーか、最後のチャリ笑い男通過中、積載作業にて斜めになったpandaから思いっきし水が漏れだしたとき、ウチの嫁が「水がね、溜まってたんですよ。アハハ。大雨のときにルーフから雨漏りしたみたいで。アハハ……(ここで男が通過)……って、なんか笑われているみたいだね。って、被害妄想ですよね。アハハ」って言っているのを聞いて、なんか彼女ってやっぱこの町に馴染んでいるなぁって改めて思いました。

 というわけで、とても濃い土曜日を過ごした俺としては翌日曜日、音楽を落とすしか立ちゆかなくなり。
・WHITE ZOMBIE

・ウクレレ栗コーダー

・ROB ZOMBIE
という、ヘッドバンキング→癒し→モッシュというコンボをキメてみました。
 むち打ち気味で、おやすみなさい。


追伸1:長髪&髭な僕の目指しているところが明確になりました→

追伸2:今日もほとんどウィンドーズと対戦。今日は主に不具合を起こすグーグルアースを入れたり出したり、大変でした。よって、今日もHPは1ページも更新なし! いつのことか!


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楽しいことなど何もない! [駄文選]

日々を送っております、僕です。

ウソです。

それなりにあります。

今日も、鬱屈としながら仕事場で猟奇的殺人事件の資料を読み漁り、どんどん鬱屈を深めている最中、窓の外から聞こえてきた小学生の歌声。

「おまえ〜ハ〜ゲ〜♪」

自転車レベルの速さで左から右へ去るこの歌声。しかし小学生にして友人に対し、「お前、ハゲ」と誹謗するわけもなく、それはハゲ=面白ワード的な発想がもたらした歌声に他ならず、歌声というよりも叫びに近いものであり、その面白ソングを叫ぶことで、「ここに面白い俺がいまーす! 自転車に乗って通り過ぎる、面白い俺がいまーす!!」と同義。恐らく、それはハゲでなくとも良く、たとえば……

「おまえ〜ウンコ〜♪」

でも、まるきし同じなんです。そのレベルで彷徨っているわけです。お気楽小学生なんてもんは……と、勝手な解釈をしましたが、もしかするとそれはもっと深い意味合いを持った歌声なのかもしれず、もしかしたら日々の辛さを紛らわすための歌声なのかもしれず、日々自分をいじめるアイツに対する怒りでありながらも素直に怒りをぶちまけると近くにいるはずもないアイツからしっぺ返しをくらう可能性も加味したおちゃらけなのかもしれず、それでも何かしらの誹謗をして憂さを晴らしたいが、かといってアイツの弱点は見つからず、見つかっていればそうなっていないのだから見つかっていないからこその歌なのだが、ハゲなのだが、つまりは「お前のかあさんでべそ〜♪」的な……

「おまえ〜ハ〜ゲ〜♪」(涙)

なのかもしれないのに、適当なこと言って、ゴメン。小学生。

というわけで、そんな小学生の適当な歌声に対して真夜中なのにこんなにも思いを巡らせている時点で、やっぱ、楽しいことなど何もない僕、でした。

ウソ。

いや、ホント。

おやすみなさい。

また明日。

追伸1:そうです。仕事中です。ごめんなさい。(←てきとう)
追伸2:ポップ・リーヴァイって人のアルバムを勢いで落としました。グラムでイイです。2曲目が特にイイです。
追伸3:最近、宗教臭い感じになっているついでに今日思ったのは、強烈に人に利用されているんじゃないか妄想で、もうそれは辛いので、もうそろそろ本気で利用する側にまわってやろうかって思ったのですが、それではそっち側になってしまう、それは嫌だとなり、利用される側でいいやってことになったのですが、それならもう少し僕が気持ちよくなるように利用してほしいなって思った反面、「つーか、俺も気付かぬうちに、人を利用して傷つけているのかもしれないなぁ」と思ったら、もう、死ぬかこうするしかないんです。
ごめんなさい。(←てきとう)


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ロンリー36 [駄文選]

気付いたら誕生日になってた。
既婚者なのにひとりで芋焼酎。

つらいね。

……あっ! メール来た! 誰かなぁ……

「あなた様の好みにあいそうな女性を、今回紹介させていただきたいと思います」




誕生日、最初のメールがスパムだよ
 誕生日、最初のメールがスパムだよ




つらいね。つらい川柳だね。
思わずクリックして紹介してもらいたくなるよね(←詐欺!!)

……あっ! 猫ちゃんがいるじゃん!
「猫ちゃ〜ん! ご主人様が36歳の誕生日を迎えましたよ! ハッピバースデーツーミー♪」











完全に無視。

さってと、早速だけど満36年間の人生に終止符を打つかぁ。

追伸:『ウエノミツア器』=uenomitsuaki.comは間に合いませんでした(※ちなみに一様あることは確認できます)。この数日間、自分なりにがんばったのですが、サーバにムーバブルタイプをインストールまでしかいきませんでした。中1でMZ2000を買ってもらって以来、PC6601→88→98→macいろいろと、かれこれ20年以上、パソコンユーザーなのに何をやっていたんだろうって、思い返すと、ますます死にたいですね。よっし、今日は飲み明かすか!!……いやいや、明日、早起きして原稿を書かなきゃいけないことになったんだっけ(※一様断っておくと、俺のせいじゃないよ。今回はね)……はぁ。カエリタイ→城下町。


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マシンを駆る男 [駄文選]

うわぁぁぁぁぁ! 仕事、仕事、仕事、仕事、、、仕事しなくちゃ!

 さておき、そういえば先日、家の前でゆうき(※一夜漬けで一級建築士になった友人)としゃべっていた時の話。
「この辺もいろんな建物が出来て変わったねぇ」「そう言われればそうかなぁ」なんてとりとめもない会話をしていたとき、遠方より何やら歌声のような叫びのような声が聞こえた。声のする方に振り向くと、やや前のめりで猛烈な立ちこぎをして突進してくる男。腕も足も七分だけのジャージを着て全力疾走する男は歌っていた。確かに歌っていた。

♪マシ〜ン! マシ〜ン! 俺のマシ〜ン! いくぜッ!!
(※速すぎてややドップラー効果気味で)

「でも住んでる人たちは変わってないね」「そうだね。相変わらずだね」


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MはミツアキのM [駄文選]

マゾヒスト!

えーと、コレ。

ベッカムがCMやってるってのが引っかかったりしてたけど、絵師テラムラにこのマークのシールを作ってもらってPに貼って無理矢理Mにしていたりしてたくらいだから、これを持たずに何を持つってことですよね。なんか不具合がバンバン報告されてますが、僕のは今のところ大丈夫です。大事に使っていきます。それにしても中身=ソフト部分のデザイン、なんとかならないかなぁ。それは無理なのかなぁ。OSとかもっとたくさん出来て、選べるようにならないかなぁ。ていうか、macに対応してないんだよなぁ。同じMなのにね。

さておき、今年の書き仕事が先ほど終わった模様。バンザーイ! バンザーイ!!
……って、早すぎじゃね? 大丈夫か?

大丈夫! 来年は猛烈にがんばるぞ!!←例の

あとは思いっきりブッ叩いて、ぶっこ抜いて、酒をがぶ飲みするのみ! やっほい!!

えーと、で、あとはなんだっけ?……あっ、そうそう。Mね。次のM話ね。M78星雲の話ね。
先ほど最後の原稿を書くために『ぱちんこウルトラマン』を初打ち。
するために近所のホールへ向かう→満席→仕方なく、ホント仕方なくMそーれへ→全財産残り1本!→どの台のどのゾーンにも届かず→松屋→辛くなる→猛烈欲求不満→自宅がさ入れ→ミツアキは不思議な赤いカードを見つけた→パカパカッパカーン! 4万ギルゲット!→Mそーれ? アー・ユー・Mそーれ?→違うよ! M78星雲に行きなよ! 仕事だよ!→じゃ空いてたらね→空いてたよ→打ったよ→群を外したよ→向いてね。俺、やっぱ京楽には向いてね→そういえば京楽がスポンサーのボクサーの試合って今日だっけ?→ま、今回は勝つでしょ→コレでね→親指と人差し指で丸を作る→とかいってると、また群→はいはい→おっ、当った。当るんだ。俺でも当るんだ→21連

えーと、『ぱちんこウルトラマン』って面白いね!←例の

さてと、帰って亀田の試合でも……→交換所でTV→5ラウンドの途中→KO無理っぽい→ま、勝つよな→コレもんで→親指と人差し指で丸を作る→というわけで……Mそーれ? アー・ユー・Mそーれ?→仕方なし!→天井

えーと、“勝利”の2文字が見たかったんです!←中毒

というわけで、MはミツアキのMな日でしたね。さようなら。


追伸:そうそう、忘れてた。本日、最も衝撃的な事を。
打ちに行く中途、自転車に乗る小学生女児2名が俺の横を通過→1名が俺の方を振り返る→隣の女児にひそひそ話→もう一方が俺の方を確認→2人で見合って、大笑い→もう一度、2名で俺の方を見て、見合って、大笑い。

えーと、お嬢さんたち完全に僕のことを見て笑っているよね。しかも、恐らく……
少女A「あのオッサン、○○に似てない?」
少女B「えっ、マジ!?……(振り返る)……プッ、似てる似てる!」
少女A「ね、ね、似てるよね!……(2名で振り返る)」
少女A&B「……キャハハ! キャハハハ!!」

お嬢さん、あんまり大人を馬鹿にすると、拉致ってウチの地下室に監禁しちゃうぞ!

で、気になったのは○○に当てはまる著名人。今日の俺って誰似?
中途、店のウインドーで確認する→えーと、たぶん、ていうか、今日の髪型とメガネの感じからして、間違いなくこの人。






































寝よ。永遠に。


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